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つれづれ
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また、ずいぶん間があきました。今日は、近況などを思いつくまま書いてみようと思います。

ドイツが恋しくて恋しくて仕方ない今日この頃です。先日、名古屋公演をやってくれた大好きなオケStaatskapelle Dresdenの生演奏を聴いて、さらに想いが募っています。GWにはドイツに行けるかなと思っていたのですが、どうやらそれが夏になりそうで(今となっては新型インフルエンザが落ち着いてからの方がいいので、まあ、いいんだけど・・・)、シュパーゲルには到底間に合いそうにないのが実に残念。

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とはいえ、今の環境に背中を向けているわけではなく、むしろ前向きに、こうしていつか名古屋も私の「故郷」になるのかしらん・・・などと思いながら楽しくやっています。最初の3枚↑↑↓の写真は、ゴールデンウィークに行ってみた、名古屋港近くの藤前干潟で撮影したもの。干潮時に合わせて、休みの日にしてはかなりの早起きをして出かけたのですが、その甲斐があり、いろいろな鳥が見られました。(人間はほとんど見られませんでした。)鳥たちの、意味がなさそうでいて実は無駄がない(のであろう)動きや形は、眺めていて飽きることがなく、夫と二人、心ゆくまで(というか、単眼鏡を覗き込みすぎてちょっと気分が悪くなりそうになるまで(笑))見てきました。

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先日、自宅の近くを散歩していたら、「伊藤次郎左衛門」という立派なお名前の表札がかかった、立派な門に出くわしました。おお、これはなんと目をひくことよ、と思いつつ、あまりジロジロ見てはいけないと思ってそのまま通り過ぎると、そのすぐ先に、庭園かなにかの入り口が現れました。入り口の看板には「揚輝荘」と書かれており、これは松坂屋創業者伊藤家の第15代当主伊藤次郎左衛門祐民が造った別荘の跡であり、云々、という説明があります。第二次大戦の空襲でずいぶんやられてしまったようですが、修学院離宮を模したという庭園などが残っていて、それが無料で見学できる、とのこと。下の写真は、その庭園で撮影したものです。現在の庭の姿は、心を打つ美しさかというと、正直に言って、それほどでもないのですが、自宅から5分の近さでなおかつ入場無料、これはもう我が庭のようなものだと思えば(笑)申し分のない空間です。

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また話は変わりますが、今の家に引っ越してきてから、テレビがないこともあり、ラジオをよく聴くようになりました。しかも、なぜかNHKとFM愛知以外ほとんど入らないため、NHKをかけていることが多いのですが、その中で、ある晩たまたま聴いて、それ以来すっかり虜になっている番組があります。それは「新日曜名作座」。さまざまな文学作品をドラマ仕立てにして(ラジオなので、もちろん音声のみ)放送するという、1回30分の番組なのですが、この番組のすごいところは、登場人物(地の文のナレーションも含む)が何人いようと、声の出演は西田敏行さんと竹下景子さんの二人だけ、というところ。男性が何人登場しようとも、その声は全て西田さんが、女性が何人登場しようとも、その声は全て竹下さんが、演じ分けるのです。聴き終えると毎回(物語の内容によらず)、とても清々しい気持ちになります。

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ラジオと言えば、週末は、インターネット経由でバイエルン放送のクラシック専門チャンネルBR4 Klassikを聴くことも多いです。これを聴いていると、ドイツが恋しくて恋しくて・・・(冒頭に戻る)。そんな日々です。笑
by Kyuco | 2009-05-13 00:28 | 景観-風景をキリトル
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